医薬品卸で資格を活かす
医薬品の卸販売業では、必ず薬剤師を置かなければならないと決められており、医薬品卸業界で働く薬剤師を「管理薬剤師」と呼んでいます。
管理薬剤師の主な仕事は、製薬メーカーで製造された医薬品を管理したり、病院や診療所、調剤薬局などに卸す業務です。中には一般の医薬品を薬局や薬店に卸すこともあります。
卸販売する医薬品の中には、覚せい剤や麻薬、毒薬や劇薬があり。管理薬剤師は厚生労働省が決めたルールにのっとって、薬事法に基づいてそれらの医薬品を管理していきます。
医薬品情報の収集や社外への情報発信や教育も行います。時には勉強会やセミナーを行うなどして、社内の知識向上につなげている会社もあります。
医薬品の販売業界は高齢化社会が進展して医療への需要が高まる中で安定して売上げがよく、薬剤師の中でも人気のある業界となっています。
しかしながら、とあるマーケティング情報によれば、仕入れコスト軽減のために品目数も大きく減らされ、いっそうの薬価引き下げにつながることが予想される流れとなっているそうです。平成18年8月から国立病院における医薬品の仕入れ制度が大きく改正されたことにより、これまで病院単位で行われてきた入札を、国立病院機構が一括して実施することになったためという見解です。患者にとっては負担が減りますが、卸売業にとっては受けるダメージは非常に大きなものとなるでしょう。
そのため、効果が同じで安価なジェネリックに流通の活性化を望むなど、流通分野も変化してきています。
薬剤師として今後活躍するためには、ジェネリック医薬品についても勉強するといいでしょう。多方面での情報を仕入れることで、卸業界で薬剤師として活躍できると思います。
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