薬剤師の資格を活かして働ける職場はいろいろあります。

学校に薬剤師?

薬剤師の仕事は学校にもあります。
実際に学校に勤務するのではなく、地域の学校に出向いて、環境衛生に関わる業務を行います。薬剤師による学校の検査は学校保健法で定められているものです。学校薬剤師は各都道府県の薬剤師会に登録しています。

例えば、プールの水質検査や、飲料水の検査、給食や教室の明るさや空気を検査します。薬剤師は薬を調剤するだけではないんですね。
明るさなどは教室そのものの明るさももちろんですが、黒板やホワイトボードの照度やまぶしさも決まった方法で測定します。
プールではプール水を採取する際に、あわせて天候や気温、水温、濁度、pH値、残留塩素濃度を調べます。
検査が終わると、その結果を市役所や社会福祉事務所、学校に報告、指導を行います。
薬剤師は基本検査は定期的に行いますが、毎日の点検は教職員が行うことによって学校衛生を保ちます。
また、臨時の検査が必要とされることもあります。例えば、食中毒や風水被害、改築などでの揮発性有機化合物の発生の恐れがある場合などです。

検査結果の記録を管理することも学校薬剤師の仕事です。検査結果は検査の日から5年間は保存しなければなりません。

その他、保健室職員に薬の管理について指導したり、生徒の健康相談の機会を設けてそう相談に応じたりもします。最近では児童への薬物乱用防止の啓発運動を行っている薬剤師協会が多く、多方面での学校環境保全の活動をしています。

教育の現場や、各種検査業務に興味のあるかたにおすすめの職種です。

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